ホテルライクにリノベーション|ポイントと注意点

ホテルライクにリノベーション~ポイントと注意点~

人生で一度は高級ホテルに住んでみたいと考えたことはありませんか?

ラグジュアリーな内装や家具に囲まれながら生活を送るのは憧れですが、本当に高級ホテルで暮らすとなれば、お金がいくらあっても足りません。

現実には難しい夢を叶える方法が、ホテルライクなリノベーションです。

ホテルライクなリノベーションによって、我が家がまるでホテルの一室のように生まれ変わります。

ホテルライクなリノベーションは通常のリフォーム・リノベーションとは異なる点が多いです。今回はそのポイントや費用について紹介します。


リフォームとの違い

まず基本的な知識として、リフォームとリノベーションの違いについてお伝えします。

リフォームとリノベーションの違いは、リフォームが老朽化した建物を新築に近い状態に戻すことを指すのに対し、リノベーションは既存の建物を改修し、構造を変えたり、性能を向上させることで、価値を高めることを指します。

得られる3つのメリット


・住まいの性能を向上させ、快適な暮らしを実現できる
・ライフスタイルや好みに合わせて、理想の住まいをコーディネートできる
・不動産価値を向上させることができる

リノベーションの3つの種類


リノベーションには大きく分けて3つの種類があり、費用や施工範囲が異なります。

フルリノベーション

既存の建物の全体を改修します。基礎や骨組み・外装などを残し、それ以外の設備や内装全て変えていくケースが多いです。

建物全体を改修するため費用はかかりますが、新築よりは安くなることが多いです。

部分リノベーション

建物全体ではなく、特定の箇所に限定して、建物の間取りを変更したり、内装や設備を改修する方法です。

必要な箇所だけリノベーションするので、フルリノベーションより費用を抑えられます。

リフォーム

建物の中で古くなったり、破損した箇所を修理する方法です。

リフォームはリノベーションに比べると、施工箇所が限定的です。

その分、費用を抑えられます。

リフォームよりもリノベーションの方が施工範囲が広く、施工内容も複雑な場合が多いため、費用がかかります。

特にフルリノベーションは住宅1棟を丸ごと施工するため、費用と工期はもちろんこと、幅広い施工知識と技術が求められます。

また、デザイン性や機能性を求めるリノベーションは、優れたデザイナーや建築士でなければ、対応できない場合が多いです。

ホテルライクなリノベーションを行う際は、信頼と実績のあるリフォーム会社や工務店を見つける必要があります。

抑えておきたい6つのポイント

高級ホテルのような住まいで暮らすことを実現することが、ホテルライクなリノベーションの目的です。

高いデザイン性や機能性が求められるため、いくつかのポイントを抑えておくことが重要です。

ホテルライクにするために抑えておくべき6つのポイント

1.落ち着いた色合いでカラーコーディネートする


ホテルでは、白や黒、グレーなどのシックな色合いを基調としたカラーコーディネートが一般的です。

これらの色合いは、落ち着きと高級感を演出するのに良いアクセントになります。

色合いに物足りなさも感じるかもしれませんが、家具や調度品で演出することを前提としているので、色味はシンプルな方が合わせやすいです。

2.内装に高品質な建材を使う


ホテルの部屋は、壁や床に木材や大理石、タイルなど、上質な建材をふんだんに使用しています。

これらの建材は、高級感と上品さを演出するのに役立ちます。

使用する建材ごとに費用は大きく変わるので、大理石調のクロス・床材を選ぶなど予算に応じて素材を工夫しましょう。

3.大容量の壁面収納を設ける


ホテルの部屋は、収納が充実しているのも特徴です。

大きな収納に日用品をしまい込んで、生活感を感じさせないようにできます。

クローゼットなどの収納の配置をしっかりと考える必要があります。

4.照明は「ダウンライト」+「間接照明」+「スタンド」


ホテルの部屋は、ダウンライトや間接照明を組み合わせて、柔らかく落ち着いた雰囲気を演出しています。

大きな照明が部屋を煌々と照らすよりも、間接照明で陰影をつけた方が部屋全体が引き締まります。

5.シンメトリー(左右対称)で調和のある空間にする


ホテルの部屋では、家具や照明などの配置をシンメトリー(左右対称)にすることで、統一感と調和のある空間をつくっています。

家具の配置などはシンメトリーを意識して置いてみるのがいいでしょう。

6.統一感のある調度品や家具を設置する


ホテルのインテリアには、余計な丁度品や家具が置かれていないのが特徴です。

厳選したインテリアを統一感のあるテイストでまとめることで、上質な空間を演出することができます。

家具を揃える際は、同じメーカーの製品や、色合いが同じもので揃えることを意識しましょう。

ホテルライクなリノベーションは、費用がかかるイメージがありますが、工夫次第で比較的リーズナブルに実現することも可能です。

例えば、壁紙や床材などの内装材を安価なものに変更したり、間取り変更を最低限にとどめて施工内容を削減するなど、内容次第でかなり金額を抑えることができます。

すでに検討している場合は、リノベーションの実績と評判のあるリフォーム会社や工務店に相談してみましょう。

費用の目安と注意点

ホテルライクなリノベーションは、費用を調整できるポイントは通常のリノベーションとさほど変わりません。

検討中の方やご興味のある方は参考にしてみてください。

ホテルライクなリノベーション費用調整のポイント


物件の広さ

施工面積が大きいほど、施工箇所が増えるため、費用は高くなります。

お住まいが広いことは一般的には良いことですが、リノベーションする上ではネックになることを理解しておきましょう。

リノベーションの範囲

フルリノベーションは家全体を改修するため、新築ほどではないにしても、少なくない費用がかかります。

家全体を改修する場合、間取りを変更する場合、特定の部位だけ改修する場合でそれぞれ金額が大きく異なります。

どれくらい改修することで、ホテルライクを実現できるか見極めるのが重要です。

使用する素材や設備

高級な素材や設備を使用するほど、金額が大きくなります。

ホテルライクを意識して、高品質な素材をたくさん使うというのも一つですが、簡素な素材でも使い方次第で高級感を持たせることは可能です。

工事期間

工事期間が長くなるほど人件費がかかるため、費用も高くなります。

工事期間の長さは施工範囲の広さと比例します。

施工範囲を小さくすることで、工事期間の長さも短くなり、施工費を安くできます。

ホテルライクなリノベーション費用の目安


フルリノベーション

1㎡あたり15万円~25万円程度

部分リノベーション

1㎡あたり10万円~20万円程度


例えば、60㎡のマンションをフルリノベーションする場合、費用の目安は900万円~1500万円となります。

延床面積が120㎡の一般的な戸建て住宅の場合、1800万円~3000万円です。

ホテルライクなリノベーションの注意点


予算をしっかりと確保する
施工範囲や内容によりますが、ホテルライクなリノベーションは費用がかかるため、改修予算をしっかりと確保する必要があります。

慎重に計画を立てる

ホテルライクなリノベーションには、しっかりとしたプランニングが必要です。

施工範囲や使用素材など、プランニングの内容次第では、施工費用を大きく抑えることも可能です。

信頼できる業者に依頼する

ホテルライクなリノベーションには高いデザイン性や機能性が求められます。

そのため、リノベーションの施工実績があり、評判の高いリフォーム会社や工務店に依頼することが大切です。

まとめ

ホテルライクなリノベーションは高いデザイン力や技術力が求められます。

それだけプランニングには時間がかかりますし、内容が決まってもすぐに工事ができるわけでもありません。

しかし、時間と費用をかけて出来上がった我が家は、憧れのホテルライクな暮らしを実現してくれます。

失敗できないことだからこそ、 リノベーションの実績と評判のあるリフォーム会社をお選びください。

アスリノでは、リノベーションを手がけてきた実績から、多くのプランやデザインをご提案できます。

ホテルライクなリノベーションをお考えの方はお気軽にご相談ください。

ホームページには、リノベーション施工事例を掲載しています。ぜひこちらもご覧ください。



 

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